Ｗレンタルとは

「Ｗレンタル（ダブルレンタル）」とは、レンタル会社がレンタル会社に商品を貸し出し、それをそのままユーザーにレンタルする仕組みのこと。つまり「レンタル会社間の商品シェア」であり、貸し出し元の業態を「卸しレンタル」と呼びます。

• ❶ 卸しレンタル

  • 特殊機械などニッチな商品をラインナップ
  • 技術、サービス面も高レベルで整備

• ❷ レンタル会社

  • 商品投資リスクを軽減したい
  • 繁忙期の品揃えを増やしたい
  • 特殊な商品は自社保有にせず、借りることで顧客対応したい

• ❸ ユーザー
  （利用者）

建機レンタル業界ではＷレンタルが頻繁に行われており、私たちトーシン営業部は「❶卸しレンタル」の専門部署となります。
卸しレンタルという業態のメリットはいくつかありますが、最も大きいのが激しい価格競争になりにくいという点。レンタル会社を顧客としていることから、希少価値のある特殊な商品を扱っていることが多いためです。当然ながら同業他社と価格面で競り合うことはありますが、汎用機ほどの熾烈さではありません。

卸しレンタルという業態に求められるのは、普通のレンタル会社では保有していない “深い品揃え”に加えて、技術・サービスについても高いレベルで整備しておくことです。特殊なアイテムの整備・メンテナンスが行える「高い技術力」、そして専門知識を持つレンタル会社からの相談・要望に応えられる「柔軟な対応力」が必須となります。

最近では新興国を中心とした海外にＷレンタルするケースが増えつつあります。将来的にはこうした海外マーケットも視野にいれたＷレンタルには大きな可能性があるといえるでしょう。