前職は求人広告の営業でした。特に大きな不満があったわけではありませんが、浮き沈みのある業界だけに不安を感じていたため転職を考えるように。さまざまな業界、企業を検討するなかで見つけたのがユナイトです。全国展開している企業規模と業界での知名度、そして道路というインフラに主軸を置いている「安定感」が入社の決め手になりました。
実は当社でも営業職として採用されました。働き始めてから3年ほど経ったころ、所属していた札幌営業所から応援派遣されていた福岡営業所の所長から「フロント組織をつくるから立ち上げメンバーになってほしい」との要望を受けて、営業職からのシフトを決意。新しい環境での挑戦が、さらに自分を成長させてくれると信じて決断しました。
フロント職の主な仕事は、営業社員や技術スタッフと連携を取りながら受注内容に即した機械や運搬車を手配することです。ただし、手配したらそれで終わりではありません。貸出から返却までの一連で不測の事態があれば責任を持って対応することが重要。フロントはいわばお客様対応の最前線に立っていますので、最初から最後まで気が抜けません。
特に気をつけているのは事前準備です。営業だったころ、大変お世話になったお客様から「仕事は段取り・仕込みが8割」と教えていただきました。私の場合で言えば、在庫・稼働状況の確認はもちろん、機械在庫がない場合の調整や代替案の検討など、事前にすべきことが数多くあります。こうした事前準備を十分にできるかどうかが、仕事の成否を分けるポイントになるのです。
お客様と信頼関係を築くには、適正な機械を選定するための知識と判断力に加えて、お問い合わせいただいたことに迅速かつ正確に回答できる対応力が大切になります。「臨機応変」と言うと月並みですが、8割が段取り・仕込みなら、残り2割がコレだと思います。
今後も臨機応変さに磨きをかけていき、ゆくゆくは「ユナイトの社長」になることが目標です。冗談のように聞こえるかもしれませんが本気です。入社当初から目標に掲げていました。生え抜きの社員が代表を務めた前例もありますし、この会社なら実現可能です！それぐらい大きな可能性が、私たちの目の前には広がっているということ。これらも事前準備をしっかりしつつ、挑戦し続けていきたいと思います。
